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 ◇NikonD1X用EN-4バッテリーの改造 ~その1~

『男性は女性に比べて気に入ったものをずっと使い続ける傾向がある』

・・・と言う記事をどこかで読んだ記憶があるのですが、私がまさしくそんな感じでして、かなり長く使い続けているものが多数有ります。(^^;)

D1x000 ニコンの2世代前のフラグシップであったデジタル一眼レフカメラのD1Xもその内のひとつ。

有効画素数は約500万画素と最新の機種に比べるとスペック的には多少見劣りはしますが、実用上は全く問題が無く、画質的にも気に入ってます。

元々お仕事で使っていたのですが、仕事場ではすでに現役を引退し、現在は私の私物になってます。(笑)

ただ、カメラ購入時に買った専用バッテリーのEN-4がヘタってしまって、もう実用には耐えない状態なんですよね。
ま、買ってから8年弱ほど経ってますので、当たり前と言えば当たり前でしょうか。

仕事で使っていた時は殆どの場合でACアダプターを使用して撮影してましたので、バッテリーがヘタってても気にしてなかったんですが、自分用のカメラとして使うとなるとバッテリーがないと外にD1Xをもって出かける事もままなりません。D1x001

新しいバッテリーを買おうかとも思ったのですが、メーカー純正のEN-4は定価が税込14700円とバカ高く、互換バッテリーなら3000円前後で購入できますが、D1シリーズは製品ラインナップから消えてからそれなりに年数が経ってますので、互換品を含めてバッテリーの供給がいつまで続くか判らない状況です。

充電池って放っておいても劣化しますし、普段持ち歩くにはデカ過ぎるD1Xはそれほど使用頻度が高くもないので、供給停止に備えて買い溜めしても殆ど使う事無くゴミにしちゃう可能性は否定できません。

D1シリーズのユーザーさんのサイトを覗くと、ヘタったEN-4をRC用のバッテリーをつなげる外部電源アダプターに改造しておられる方が結構いらっしゃいましたので、私も入手が容易なバッテリーを使用できるアダプターに改造する事にしました。


まずはヘタって使えなくなったEN-4を分解します。

カバー部分を取り外し、バッテリー本体の合わせ目に沿ってカッターで切込みを入れてABS樹脂の殻を開きます。

D1x002 作業自体は単純なのですが、これがなかなかメンドクサイ作業でした。(^^;)

中には単3乾電池よりもやや太くて全長が短く、タブでスポット溶接されたバッテリーセルが6つ収まっていますので、タブとセルをラジオペンチで引き剥がして取り除きます。

D1x006バッテリーセルは直列に接続されていますが、その間に白いパーツが1個挟まれていました。
多分過電流防止用の保護素子だと思いますが、どうなんでしょ?
とりあえず、コレは捨てずに取っておきます。

D1x004 また、バッテリーの充電用コネクターからは黒いちっちゃな素子が伸びており、バッテリーセルの上に貼り付けるように配置されていました。

基板のパターンをたどると、充電用の4ピンコネクターのバッテリーセルのプラス端子から抵抗を挟んで電力がこの素子に供給されているようですが、基本的にそれぞれは独立した回路として配線されてるようです。

ニッケル水素蓄電池は充電時にかなり発熱し、温度が50℃を超えると破裂する危険性が高まりますので、完全に密封されたパッケージの中で発熱する電池を充電器側で監視する素子(熱電対?温度ヒューズ?)でしょうかね?

撮影時には影響しないモノのようですので、取り払っちゃっても問題ないとは思いますが、とりあえず基板から外さずにそのままにしておきました。


EN-4を改造しておられる方の殆どが電源コードをそのまま外に出して外部のバッテリーに接続するように工作されています。

配線によって抵抗成分が増えることを嫌ってのことだと思いますが、カメラ本体から直接コードが延びていると撮影時はともかくとして、その他の取り回しで不便になるような気がするのですよね。

特に私の場合、テーブルにカメラを置いて、腰につけたバッテリーをはずさずにコードをつけたまま立ち上がって、カメラをテーブルから転落させてしまう可能性が・・・(^^;)

D1x008 配線抵抗が少々上昇しても取り回しのよさを優先して、カメラとバッテリーを簡単に脱着できるようにDCプラグ/ジャックで中継するようにしました。

D1Xが撮影時にどの程度の電流を必要としているかが不明ですが、ピークでも1Aを超える事はないだろうと考えて、DC12V/1AまでOKな内径2.5φのプラグ&ジャックをチョイスしてましたが、・・・ほんとに大丈夫かな?(^^.)

D1x009多少の不安を残しつつ、本体にドリルで穴を開け、DCジャックをグルーガンで固定。

エポキシボンドなどで固定してやるほうがガッチリ確実なんですが、グルーガンは後から部品を引っぺがすことも可能なので、今回は強力なボンドは使いませんでした。

若干、外側のカバー部分にあけた穴の位置とDCジャックの位置ががずれちゃいましたが、これは見なかったことにします。(;´▽`A``

これで元EN-4バッテリーアダプター本体は準備完了です。


今度は外部のバッテリーの準備です。

今まで拝見させて頂いたEN-4の改造をされている方は、殆どが市販されているRC用の7.2V 2000mAh前後のニッケル水素/ニッカドバッテリーパックを使用されていました。

D1x007 偉大な先人によってすでに動作が確認されている電池ユニットを使うのが確実ではありますが、私はもっと入手性の良い単3型のニッケル水素電池(エボルタ)を使ってみようと思います。

充電式のエボルタは1本の電圧は1.2Vで2000mAh程度の容量がありますので、6本直列につなげば7.2Vと純正バッテリーのEN-4ととほぼ同じスペックになりますし、問題はないでしょう。(多分

D1x005電池ホルダーは以前に秋月電子で買い置きしておいた金属製の単3電池6本用電池ホルダーを使う事にします。

この電池ホルダー、かなりしっかりと電池をホールドしてくれますので、電池をつけたまま走り回る可能性のある今回のような用途には最適ですが、このホルダーはプラスティック製の電池ボックスとは違って端子間の配線がなされてませんので、タブを配線して6本の電池を直列に繋がるようにしてやる必要があります。

この時にEN-4のバッテリーセル間に挿入されていた過電流防止用の保護素子と思われる白いパーツを同じように挿入してやりました。

D1x010このパーツの一部から金属部分が見えているところがありましたので、熱収縮チューブでパーツ全体を覆って電池ホルダー本体と絶縁してます。
このパーツの役割がわかってないので、これが実際に役に立つかどうかは ? ですが、とりあえずこれで様子を見ます。

カメラへの電源ケーブルは電池ホルダーに直付けでもよいのですが、こちらもカメラアダプター側のプラグと同じように簡単に脱着できるようします。

こちらは頻繁に脱着する事はないと思いますので、脱着の容易さよりも確実性を優先したDCコネクターを使用しました。

電池ホルダーとカメラをつなぐケーブルの両端にそれぞれのコネクター・ジャックを取り付ければ今回のD1X用外部電源アダプターは完成です。

・・・が、それなりに柔軟性があって、ちょうど良い太さのDCケーブルがまだ見つかってません。
今回の用途に適当と思われるDCケーブルを探さねば・・・

んな訳で、今回のD1X用外部電源アダプターのテスト+αは、また別のエントリーで。

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