«  ◇NikonD1X用EN-4バッテリーの改造 ~その1~ | トップページ |  ◇NikonD1X用EN-4バッテリーの改造 ~その3~ »

 ◇NikonD1X用EN-4バッテリーの改造 ~その2~

☆このエントリーは「NikonD1X用EN-4バッテリーの改造 ~その1~」の続きです。
─────────────────────────────>>

電池ホルダーとカメラ(外部電源アダプター)をつなぐDCケーブルはまだ物色中ですが、仮配線をしてこのEN-4改造のバッテリーアダプター全体の内部抵抗を調べてみようと思います。

D1x000ニコンのD1シリーズでは電池の内部抵抗をカメラ側で測定して、装着されている電池(EN-4)の内部抵抗の変化によって電池マークでの残量表示などを行っているようで、内部抵抗が450mΩ程度になると電池マークは半分までしか表示されなくなり、550mΩを超えるとシャッターがロックされて切れなくなるそうです。

使い勝手を優先させてDCプラグなど使用して接触抵抗がやたらと多いであろう今回のアダプターが、どの程度の内部抵抗を持っているかが気になっちゃってきたんですよね。(^^;)

まずは今回使用予定のニッケル水素電池エボルタを充電します。D1x007

エボルタはエネループとは違い、買ってすぐに使えるようにはなってはおらず、初回使用時には充電してから使うようにパッケージにも注意書きがあります。

充電している間にエボルタの放電特性を調べておりましたら、電池類の特性をかなり詳しく検証しておられる 『気の迷い』 というすばらしいサイトさんを見つけました。

充分に検討された検証方法での比較でしたので、使用環境によっては若干の誤差は出るでしょうけれど、かなり参考になる・信頼できるデータではと思います。

どうも『気の迷い』さんのデータを見ていると、エボルタよりエネループの方が維持電圧が高くて、今回の用途には向いてそうな感じですね。(^^.)

実用状態になる前に少々出鼻を挫かれた感を受けつつも、とりあえずエボルタ使用時の内部抵抗テストをするとしましょう。


内部抵抗を測定すると言っても絶対値を求める<すべり抵抗器>等を使った本格的なものではなく、テスターを使った簡易測定です。

まずエボルタを収めた電池ホルダーとDCジャックをミノムシクリップで配線して、元EN-4アダブターの端子から出力されている電圧を測り、この電圧を E(v) とします。

次に負荷抵抗を端子に直列に繋いでこの抵抗の両端電圧を測り、この端子電圧を V(v) としまして、負荷抵抗の抵抗値とV(v)で電流 I(A) をオームの法則から計算で求めます。

負荷抵抗は実際に流れる電流量に合せたものにするのが良いんでしょうけど、高耐圧の数Ωと抵抗値の低いセメント抵抗などが手元に無かったので、電流量が少なくなりますが500Ω1/2Wの炭素皮膜抵抗を使いました。

結構いい加減ですので、測定結果はあんまり信用しないで下さい。(^^;)

今回作ったバッテリーアダブター&エボルタでの E(v) は8.24V、V(v)の値と負荷抵抗500Ωから計算して、負荷抵抗に流れている電流は0.01644Aです。

これを (8.24V/0.01644A)-500Ω の式にあてはめて計算してみると・・・
アダプターを含む全体の内部抵抗は1Ωを超えています!

シャッターがロックされる550mΩを超えており、これではD1Xは動作しません・・・
実際にD1Xで操作テストをしましたが、電池マークはフル状態、オートフォーカスは動作してシャッターをレリーズするまでは正常に動作しますが、シャッターボタンを押し込んでもロックが掛かって撮影できませんでした。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。

結論と致しまして・・・

この構成ではD1Xを動かせない!

  ・・・でした。(^^;)

う~む・・・・

元EN-4アダブターの端子からではなく、電池ホルダーから直接測定したものと、別の電池ホルダーにエボルタをいれた場合も同様に測定してみました。

D1x010準備した金属製の電池ホルダーにはEN-4の中に入っていた正体不明の白いパーツをそのまま使ってますので、このパーツによって抵抗値がどう変化したのかを調べる為に、電池だけでの抵抗値も計ってみたかった訳でです。

金属製の電池ホルダー経由と電池のみの測定結果は殆ど同じでしたので、正体不明の白いパーツの影響は殆どないようです。

電池ホルダーに6本直列にエボルタを繋いだこのパックの内部抵抗は600mΩ!

単3形充電式エボルタ単体での内部抵抗は27mΩ程度らしいので、エボルタ本体のの内部抵抗を引くと電池ホルダーだけで400mΩ以上の内部抵抗が存在している計算です。

これではDCプラグを含んだアダプターを介さずに電池ホルダーをカメラに直結しても、この値ではD1Xではレリーズロックが掛かってしまいます・・・

ミノムシクリップでの簡易配線ですからその影響が大きいとはいえ、DCプラグ/ジャック付EN-4改造アダプターだけで400mΩ以上の内部抵抗があり、電池ホルダーに入れたエボルタ6本直列で600mΩ・・・。

予想以上に内部抵抗が大きい結果に途方にくれてます・・・(ρ_;)

全体の内部抵抗を下げる努力はしなくてはなりませんねぃ・・・
電池ホルダーなどの構成方法から抵抗値が増えている訳ですから、根本的に構成を変えなくてはならないと思われます。(汗

我ながら諦めが悪いですが、もうちょっとチャレンジを続けてみますね。(苦笑)

|

«  ◇NikonD1X用EN-4バッテリーの改造 ~その1~ | トップページ |  ◇NikonD1X用EN-4バッテリーの改造 ~その3~ »

写真・カメラ」カテゴリの記事

模型・諸々 製作記」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/536120/45666093

この記事へのトラックバック一覧です:  ◇NikonD1X用EN-4バッテリーの改造 ~その2~:

«  ◇NikonD1X用EN-4バッテリーの改造 ~その1~ | トップページ |  ◇NikonD1X用EN-4バッテリーの改造 ~その3~ »