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 『現代萌衛星図鑑』を買ってみた

知人から 「これ結構面白いよ」 と 『現代萌衛星図鑑』 と言う本を薦められました。

日本の打ち上げた人工衛星を“萌えキャラ”に擬人化して紹介するスタイルで、私みたいな中年のおっさんが人前で本を広げられるような体裁ではなく、最初は「う~ん・・・」って感じだったのですが、無人宇宙実験衛星のUSERSみたいなマニアックな人工衛星が取り上げられていたので興味がでてきました。

でも、ふつーの本屋さんではレジのおねーさんに変な顔をされそうだったのでamazonで購入する事に。(苦笑)

人工衛星を“擬人化”するって、無機質で専門的(地味)になりがちな人工衛星たちの物語を紹介する方法としては楽しくて良いアイデアですね♪

ただ、萌えキャラに擬人化された人工衛星娘たちはイラストが中心で、アイキャッチ的なマンガがちょっとだけ挿入されているものの、マンガの部分以外では擬人化されたキャラの感情のこもった生きたセリフも無く、それぞれのキャラの性格や個性が感じられません。

どうにも萌えキャラのイラストが、それぞれの人工衛星を見分ける記号として存在するだけに感じてしまうのです。

amazonでは「泣けた!」と言うレビューが並んでおりますが、私には記号としてのキャラに感情移入し、涙する能力は残念ながらありませんでした。(^^;)

突然死してしまった環境観測技術衛星「みどり」・「みどりII」や、満身創痍でボロボロになりながらも任務を遂行して地球への帰途についている小惑星探査機「はやぶさ」なんかは、“図鑑”という体裁ではなく、“物語”として一人称でストーリーが進めば絶対に涙なくしては読めないようなドラマに満ち溢れていたのにと、少々残念に思いました。

萌え系の本って今まで1冊も読んだ事が無いので、萌え本としてこの本の評価がどの程度なのかは判断がつきませんし、個人的には個々の衛星たちの小さなエピソードが結構省略されていたりと不満も有りますが、あえて言わせていただきます。

「この本は、良い本だ!」と。

宇宙開発に興味の無い人にも気軽に手に取って読んでもらえる本っていうのは殆ど無い中、この本の存在は貴重ですね。

この本は技術的な知識なんて無くても人工衛星たちの役目や目的は、ちゃんと間違いなく伝わってきますし、天空にいながらも縁の下の力持ち的な人工衛星という存在にスポットを当てた、著作者、そしてこの本の企画・出版に関わった人たちの熱い思いを強く感じます。

100点満点の出来ではないけれども、多くの人に、特に子供達に読んでもらいたいと強く思う本でした。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

『現代萌衛星図鑑』とは関係は有りませんが、最近、もの凄く興味を惹かれている本があります。

こっちはまだ販売されていないのでamazonでも予約扱いになっているのですが、宇宙船好き・メカ好きには堪らないと思われる 『Nasa Apollo 11 Manual: 1969 』 

自動車・オートバイの整備や修理に関するマニュアルの出版で有名なイギリスのHaynes社が “月着陸船『アポロ11号』の整備マニュアル” を販売(予定)するんです!!

ヘインズのマニュアルは、昔友達に古いコルベットのマニュアルをちょっと見せてもらっただけなので詳しく語れるほどは内容を知りませんが、写真やイラストで判りやすくメンテナンス方法などを説明されていまして、英語が読めなくても役に立つ本だという印象があります。

アポロ宇宙船に関しては色んな媒体で透視図のような簡単なイラストが紹介さてきましたが、そんな子供だましとは明らかに違うはず!

なんたって、この本は “整備マニュアル” なんですから!
きっと、あ~んな部分やこ~んな機構も詳しく説明されているに違いありません!(多分)

お値段も手ごろだし、宇宙船好きが無視できる本ではありませんね。(笑)
この本は絶対に買うつもりでおります。

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