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 ●ゲルマラジオのつもりが・・・

私が電子工作に興味を持った小学生の頃でも主流ではなくなっておりましたが、やはりラジオの製作は電子工作の定番でした。

でも残念ながら当時住んでいた地域は弱電界地帯だったんです。
アンテナ線も充分に張れる場所も無かったので、ゲルマラジオはもちろんの事、トランジスタ1~2石のラジオでもAM放送を受信できず、強い高・低周波増幅回路のあるトランジスタ5石ラジオでやっとNHKと民放1曲が受信できる程度だったんですよねぃ・・・

G_radio 折角作ったラジオから何も放送が受信できないというあの絶望感がトラウマになってしまいまして、ラジオは今まで作ろうとも思わなくなってたんですが、なぜだか急にラジオが作りたくなっちゃったんです。(^^;)

とりあえずパーツのストックに有ったゲルマニウムダイオードと、ジャンク箱の中から見つけたポリバリコンを使ってゲルマラジオを作る事にしました。

Coilコイルはエレ工房さくらいさんの資料室のデータを参考にさせていただき、フィルムケースにエナメル線を巻きつけて作ったのですが、思ってたよりエナメル線が少なくて60回ほど巻くのが精一杯でした・・・
これでは明らかにリアクタンスが不足するでしょう。

ゲルマラジオで受信する為に最も重要なアンテナも2m程度のビニール線しか用意できませんでしたので、もうこの段階で放送が受信できる確率は殆どないだろうなと思いました。(^^;)

でもまぁやるだけやってみようとミノムシクリップで配線。
クリスタルイヤホンもなかったのでLM386を使ったアンプで音を出す事に。

アンプのスイッチを入れてポリバリコンをゆっくりと回しますが、やっぱり放送は受信できません。

Fusigi

バーアンテナかコイルを使って、アンテナも電灯線アンテナでも作らないとダメだなと諦めてばらし始めたんですが・・・

アンプからプラス接点のコードを外した時、なにやらスピーカーから声が聞こえます。

ボリュームを上げると不明瞭ながらもちゃんと聞き分けられる程度に音楽や人の声が!

なんとこの状態で、NHKと思われるラジオ放送を受信したんです!

でも・・・

不思議です。

アンプにはGND側のラインしか繋がってません。
プラス側のコードを付け直すと放送は聞こえなくなります。
バリコンを外して、アンテナラインだけをアンプのGNDに繋いでもアナウンサーの声が聞こえてきます。

この時アンプの電源は電池が切れてたのでACアダプターを使用してました。

この電源ラインが電灯線アンテナの役割を果たし、アンテナ線はアースとして機能して、アンプのLM386内の半導体で検波しているでしょうか?

しかし、こんな事でラジオ放送が受信できるとは思いもよりませんでした。

ゲルマラジオを作ったつもりだったのに、摩訶不思議なLM386検波ラジオができてしまいました・・・(^^;)

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