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 ■はんだこて過熱防止スイッチ

はんだこてを使ってゴソゴソと作業していると、ちょっと休憩したり、問題が起こって組立作業を中断したり、回路を考え直していたりする時、はんだこてを通電したままにしておくとコテ先が過熱しすぎて、作業を再開した時にちょっと使い辛くなってたりします。

でも、はんだこての電源を落としてしまうと、また作業をできる温度に上がるまで時間がかかってしまい煩わしいんですよねぇ。

Ac_switch01その対策としてトライアックACコントローラーをかまして作業休止中にコテ先が加熱し過ぎないようにしてましたが、もっと手軽に使える過熱防止スイッチを作ってみました。

回路自体はもの凄く簡単なものでして、ACのラインに整流用ダイオードをかませて半波整流をして、はんだこてに供給される電力を落としているだけです。
以前に作った 『アクリル曲げ加工用ヒーター』 にダイオードをかませたのと同じ考え方ですね。

Ac_switch02 こうすればコテ先の温度を下げることができて、作業時にはダイオードをショートさせるスイッチをONにしてやれば、電源を落とした時よりも早くコテ先の温度が戻って通常通りに作業ができるようになります。

本体には100円ショップ等で 『節電スイッチ』 とか言う名前で売られているACタップを使いました。
Ac_switch03 コンセントとスイッチが一体になってコンパクトにまとまっているのでちょうど良いんですよね~

コレのスイッチ部分に手持の耐圧1000V1Aの整流用ダイオードを組みつけてます。

耐圧は300Vもあれば充分だろうし余裕なんですが、電流容量がちょっと少なめなので、使えるはんだこては100W位までが限界でしょうね。


とりあえず、どの程度温度に変化があるか、コテ先温度が最大で300℃前後になる安物の30Wのニクロムヒーター式のはんだこてで温度を測ってみました。
(測定時の室温は24℃です)

コテ先の温度が290℃程度になってからスイッチをオフにすると、約3分でコテ先温度は約220℃、5分ほどで200℃程度に落ちて、ほぼこの温度で安定しました。

この温度からスイッチをオンにして加熱し始めますと、1分半で250℃、約3分で290℃まで上昇しました。


はんだこての種類や条件によって温度の変化具合は変わってくると思いますが、測定したモノの場合、スイッチをオフにすれば半田の融点付近でコテ先の温度をキープして、1分程度ではんだ付けの最適温度まで上昇すると言う満足の行く結果になりました♪

製作費用も120円程度で収まりますし、コテ先にもやさしく寿命も延びると思いますので、はんだ付け作業をしている時に悩んで手が止まってしまう私のような方にはオススメです。

あ、でも、 このスイッチ、複雑な回路を内蔵している今時の家電製品などに使うと誤作動や故障の原因になりますんで、はんだこて以外には絶対使わないようにしてくださいね~

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コメント

こんにちは。

昔々、TTLのはんだ付けをしていた頃、同じものを作りました。

アナログ回路は全然わからないので、色んな物をつないでみました。
たぶんモーターだったと思うのですが、つないだら、もの凄い音がして焦りました。(汗)
当然ですよね。

はんだごて専用には便利でした。

投稿: Yu | 2014年5月26日 (月) 20:03

Yuさん、はじめまして!
このスイッチって、トランジスタ&ロジックIC世代にでは、同じものを作った方は多いですよね~(^^)

確かに交流モーターを繋ぐと、ON/OFFを50Hz(60Hz)周期で繰り返すことになりますから、その時のモーターの挙動には驚きますね。(^^;)

はんだごて以外でこのスイッチを問題なく使えたグルーガンでしたが、これははっきり言って使い勝手が悪くなっちゃいました。

このブログ、更新は時々しかしてませんが、また良かったら遊びに来てくださいね~

投稿: ふとん | 2014年5月27日 (火) 18:30

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